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幸せ再婚報告
 
ID.13615 ちゃおさん(48) ID.13788 まゆこさん(46)

写真

ご主人のちゃおさんは死別、奥様のまゆこさんは出産後すぐの離別。 長年の看病の末、 奥様を亡くされたちゃおさんの前に現れたのは、 同じ年に最愛のお母様を亡くされていたまゆこさんでした。 まるで天国からの引き合わせのようなお二人の 出会いから再婚までをお伺いしました。

初めてのメール交換
2008/02/10
初めてのデート
2008/04/03
再婚日
2010/04/06

Q.再婚前のお二人の状況は?(離婚された状況やバツイチ生活、お子様の状況など)

夫) 長年、一緒に闘病してきた妻を亡くし耐え切れない孤独と容赦なく降りかかる現実の生活の厳しさ、 慌しさを経験しました。 忙しさからか子供に対する感情的な当り散らしもあり、これは早く何とか しなければならないなあと思っていました。(※13歳と11歳のお子様有)

妻) 結婚して一年後、娘が生まれてすぐに離婚しました。 離婚後実家にいましたが、母も亡くなり、寂しい日々を送っていました。(※2歳のお子様有)

Q.メール交換していた時の印象、特に心に残っているフレーズなどはありますか?

夫) 毎晩、仕事から帰ってきてメールの返事を書く事が楽しみでした。幾度もなく受信、返信を繰り返すたびに二人の気持ちがどんどん深まっていくように思われ熱くなりました。 時には心の中を知ってもらいたいが故にこんなこと書いたら心象悪いだろうなあ・・・と思ったフレーズも思い切って書いた覚えもありますが優しく切り返してもらえて、ホッとうれしかった事を思い出します。

妻) とても心の大きな、優しい人だなぁと思いました。 この人を選んだら、絶対に幸せになれると思いました。

Q.最初のデートはどこでどんな風に過ごされたのでしょうか?またその時の印象は?

夫) 駅での待ち合わせは緊張しました。 何しろ女の人とデートをするなんて遠い昔の話、思い出せないくらいでしたから。 それと今までメールで勝手に自分の頭の中で組み立ててきた彼女の印象が会ってどう変わるのか、 自分を見てこりゃ違う!って思われないか不安だらけでしたが、ダメでもしょうがないと当たって砕けろ精神で望みました。 初めて彼女が目の前に現れた・・・。僕でいいのか?嫌がっていないか? どうしていいのか分からず、とにかくいつもより僕はハイで浮き足立っていました。 メールしていた時から彼女にぞっこんでしたから、これがあの彼女の正体か〜 と感動的でもありました。 僕はこれから先ばかりを考えていました。

妻) 待ち合わせ場所に現れた彼が、とにかくカッコ良かったです!(写真と全然違 いました(笑)) 迷いもあったのですが、一目ぼれしました。 車に案内された時、さりげなく可愛い花束が席に置いてあったのも素敵でした。

Q.ズバリ、再婚の決め手になったのは?(プロポーズの言葉などもあれば)

夫) 彼女のために少し心を添えるたびに気づきがあって感動してもらえるところ。 そんな時、彼女がとても愛おしくてほっておけなくなりました。 彼女のためなら何かを作り出したいという自分の存在価値も感じることができました。 ディズニー旅行中の夜に「結婚してください」とプロポーズしました。

妻) 最初から、こんなにいい人を逃したら馬鹿だと思いました。 無理なく自分らしくいられそうだったので。

Q.お相手の好きなところ、これだけは直して欲しいところはありますか?

夫) 私の両親を含めて家族全体のことを見守って気遣ってもらえて感謝しています。 それに何事に対しても責任感がすごくあるところは素晴しいのですが、その先入観が強すぎるため、 時にもう少し柔軟になってくれればなあと思う時があります。

妻) とてもとても、やさしいです。真面目だけれど遊び心も持っていて、家族思いで、自立しているところ。 直して欲しいところはありません。

Q.これからの再婚生活で心がけたいと思っていることや、将来のお二人の夢は?

夫) まず、二人の子供を無事に育て上げること。そのために夫婦スクラムを組み、言いたいことを遠慮なく言い合い、多少の荒波にも対応できる耐性を作ることを目指します。 また時には恋人時代に戻って平日、1日デートなんてマッタリした時間も必要でしょう。 将来は今出来ない、二人だけで旅行のやり直しを思いっきり嫌というくらいしたい。

妻) 幸せに死ぬまで添い遂げられたらいいなぁと思います。 子供達が独立して、二人だけになる日が本当に楽しみです。色々なことをしたいです。

Q.再婚を決められた時、お子様にはどのようにお話しされましたか?その時のお子様の感想は?

夫) 付き合っているうちから話をし、会う機会を作ってだんだんと解ってくれればいいなあと思いました。 うちの子は大きいのでダイレクトに再婚を言い出すと『いいんじゃない・・・』という頼りない言葉を頂き ました。 実際、自分の父親も妻を亡くしてそして早くに再婚しましたから自分なりに彼らの気持ちはわかって いるつもりでこれはやはり、あれこれ言うより実行してから感じていくものだと思いました。

妻) 自然と彼のことを「おとうさん」として会わせました。本当のお父さんを知らないので。

Q.一足先に再婚された先輩として、他の会員の皆様へのアドバイスやメッセージなど

夫) やはり、出会い系というイメージは外せないでしょうが、この出会いは誰の紹介も無い自作の 『仲人のいないお見合い』であると割り切って望めばいいんではないでしょうか。 ただし、危険を見分ける感だけはアナログで研ぎ澄ましておく必要はあると思いますが・・・。 インターネットという昔には無かった大きな伝言板、これを使わない手は無いと思います。 別の伝統的な出会いの場を借りること、又は知り合いの紹介、自分で声をかける、どれも正解かと 思いますが、運とかなりのエネルギーと時間が必要になります。 変わりない日々の生活をしながら必要なときに無理なく自分がこれから一緒に生きて行きたい人を 条件を出して探す、 インターネットはそれを可能にした。これは大発明だと思います。 要は自分に合ったお相手を見つけるきっかけだけに利用するのです。 いろんな人がいてそれだけでもウキウキします。 これは初めから危ないからと避けて、そこにあるかもしれないチャンスを逃がすことも勿体ない事だと 思います。

妻) 私は「この人は」と思う方には臆せずメールをお送りしました。 なかなか良いお返事はいただけませんし、メールできてもうまくいかなかったりしましたが、 行動しないと何も始まらないと思います。 なかなか相手が見つからない時は、選ぶ条件を少し変えてみると良い相手にであえるかも。 私は、「もうこれで最後にしよう」と、相手の子供さんの年齢を無視したところ、彼が見つかりました。 一度会えば、後は普通のお付き合いと同じです。ネットは単なる出会いの場にすぎません。 ただ、やはり危険もあると思いますので、沢山メールで言葉を交わして、電話でも話して、 相手のことを見極めることも必要かと思います。

事務局より
お二人が当サイトで出会われた当初のことを、ご主人のちゃおさんが、
「仕事から帰ってきてパソコンを立ち上げたとき、彼女からの未読メール有りのサインがどんなに暖かく自分の心を躍らせたことか・・・を今、思い出します。 メールから電話になり、毎晩、2時3時まで長電話をするようになり、かなり寝不足でしたが毎日が新鮮に感じ、会う人だれにでも自慢したいくらいとても幸せでした。」
と話してくださいました。
こんな風に、この出会いの場を活用して幸せを感じていただいていたことに、我々スタッフ も嬉しく思うと同時に、上手くいくカップルの典型のようなスタートだったのだなあと、しみじみ感じました(*^v^*)

そして交際がスタートし、お互いのお子様を含めてのデートを重ねる中で、
『昔からいるような家族になった感覚になった』 こともあるそうですが、その反面『子連れ同士の再婚という問題がその時より見え隠れ』 もしていたそうです。
結婚後も、価値観、子供の育て方、叱り方に至るまで、その考え方に相違が見え、考えることもしばしば出てきたそうです。
けれども、『現実はそんなに甘くはなく、まさにこれからが本番。お互いを理解し合って乗り越え、作り上げていくもの』 と冷静に、そしてしっかりと覚悟を決めて新しい未来を目指そうとされているお二人の決意には、末永く立派なご夫婦、そして家族になっていかれるだろうなという安心感を感じます。


結婚式は、ご主人のちゃおさんが大好きだという飛行機と海が見える素敵な教会で、まゆこさん念願の、ウエディングドレスを着て挙げられたそうです。
最初の頃の熱くあたたかい気持ちを、どうぞいつまでも大切にと願っております。
末永く仲良くお幸せに♪

 

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